【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:通貨高牽制に注意

豪ドル/円は、4月上旬の急落により80.60円台まで下落したがその後はV字型の反発を見せている。特に昨日の反転上昇は目覚しく、産油国が増産凍結に協調できなかった影響から82.40円台へ下押ししたものの、原油価格が下げ渋る中、欧米株価が値を上げると84.50円前後まで2円超も反発した。
本日の東京市場でも日経平均の大幅高などを受けて85円台目前まで続伸している。
このまま欧米市場でも原油や株が底堅く推移するリスク選好地合いが続けば85円台の回復はそれほど難しい事ではないだろう。ただ、スティーブンスRBA総裁の豪ドル高牽制発言には注意が必要だ。
豪ドル/米ドル相場は約10ヶ月ぶりの水準となる0.78ドル台目前に上昇しており、通貨高による低インフレを警戒するRBAとしては気になる水準であろう。なお、RBAは本日公開した4月理事会の議事録で「豪ドル高は、サービス業など非鉱業セクターが主導する経済へのリバランシングを阻害する可能性がある」との見解を示している。RBA総裁とはいえ、通貨高への牽制発言だけで為替相場のトレンドが変わる事はないと思われるが、足元の豪ドル高を調整するきっかけにはなり得るだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/円は、4月上旬の急落により80.60円台まで下落したがその後はV字型の反発を見せている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-19 18:15