日本のみならず韓国まで・・・対中投資が減少、その理由は=韓国華字紙

 中国商務部によると、日本の対中投資が近年、大幅に減少を続けている。2014年における日本の対中投資は前年比38.8%減、15年は25.8%減だった。日本企業が中国から他国へのシフトを進めていることが分かる。  韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、韓国銀行が21日に発表した報告書を引用し、韓国の15年における対外直接投資は増加したものの、対中投資は減少したと指摘し、「世界金融危機のぼっ発後としては初の減少となった」と報じた。  韓国の対外直接投資が増加するなかで、対中投資が減少していることは韓国企業も中国から他国へのシフトを進めていると言えそうだ。15年における韓国の直接投資のうち、米国や東南アジアやEU、日本、中南米などへの投資も増加したものの、対中投資については大きく減少した。  韓国の対中投資が前年割れとなるのは世界金融危機が発生した08年以降、7年ぶりとなった。中国はこれまで外資を積極的に導入することで成長を続けてきたが、日本のみならず、韓国の投資も減少していることが明確となった。  記事は、LG経済研究院の関係者の話として、対中投資は全体的に減速傾向にあると指摘したうえで、「中国は人件費が上昇したことで、かつてのコスト優位が失われている」と伝えている。  中国がこれまでのコスト優位という強みを失うと同時に、東南アジア諸国がコスト優位を確立するなかで、中国政府が目指す製造業の高度化は果たして間に合うのだろうか。中国ではすでに労働集約型の製品を作っていた工場を中心に淘汰が始まっており、残された時間は決して多くはない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国商務部によると、日本の対中投資が近年、大幅に減少を続けている。2014年における日本の対中投資は前年比38.8%減、15年は25.8%減だった。日本企業が中国から他国へのシフトを進めていることが分かる。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-22 09:45