インドの高速鉄道計画を受注した日本、1兆8000億円を投じる「大博打」だ=中国

 世界には様々な種類の博打があるが、博打に共通しているのは期待できる利益の不確実性と言える。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本がインドから受注したムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道建設は1兆8000億円を投じる「大博打」だと説明している。  この高速鉄道建設計画の総事業費は約1兆8000億円、日本はそのうち最大約1兆4600億円を円借款で供与する。償還期間は50年、利子率は年0.1%という破格の設定だ。記事はこの条件について「ほぼ無利子の借款」と指摘、日本は「大博打」を打ったと表現している。  さらに記事は、高速鉄道建設のような経済活動はどのような国であっても経済的な考え方をもとに推し進めてゆくべきであると指摘。つまり市場の働きや国家間の互いの利益を考慮すべきだという主張で、日本がインドから受注したプロジェクトは博打であり、健全な経済活動の原則を無視したものであると主張したいようだ。  そもそも「ばくち」とは「偶然の成功」を狙うものであり、インドの高速鉄道計画は偶然に左右されるものではない。今回のプロジェクトには経済的に成功する健全で確かな根拠が全くないということを主張していることになるが、日本が「偶然の成功」に賭けたという記事の主張は非常に極端だ。インドがムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道計画で新幹線を採用することに決めたことがよほど悔しかったのだろう。  インドには経済発展に対する強烈な意欲と潜在力が存在し、日本のような少子高齢化問題とも無縁な国であり、日本がインドに提案した条件が博打というならば、中国が受注したインドネシア高速鉄道の条件のほうが、むしろ博打に近いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)hulv850627/123RF.COM)
世界には様々な種類の博打があるが、博打に共通しているのは期待できる利益の不確実性と言える。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本がインドから受注したムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道建設は1兆8000億円を投じる「大博打」だと説明している。(イメージ写真提供:(C)hulv850627/123RF.COM)
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2016-04-23 13:15