日中韓の三つ巴? 中国の炊飯器市場で日中韓のメーカーが大混戦

 2015年は中国人旅行客による爆買いが大きな話題となり、電気炊飯器や温水洗浄便座が人気を集めた。16年はさほど爆買いが話題になることはないが、中国における日本メーカーの炊飯器は現在も人気を維持しているのだろうか。  中国メディアの環球網は韓国の報道を引用し、日中韓の炊飯器メーカーが中国市場で大混戦を繰り広げていると伝えている。  記事は、大韓貿易投資振興公社の調査を引用し、中国の電気炊飯器の販売数が12年の1億6800万台から14年には61%増の2億7000万台にまで増加したことを紹介。さらに、中国家電産品研究機構のデータとして、中国における電気炊飯器の普及率はわずか「32%」にとどまっていることを紹介した。  日本ではほぼすべての家庭に最低1台は電気炊飯器があると考えられるが、中国の「32%」という数値から、電気炊飯器市場がこれからまだまだ成長する可能性のある有望市場であることが分かる。  記事は、15年の中国の電気炊飯器市場において、中国メーカーのシェアは56.3%、日本メーカーは22.7%、韓国メーカーは21%だったことを紹介。一方で、韓国メーカーが中国市場で販売攻勢をかけていることから、韓国の専門家の見解として「16年は韓国メーカーのシェアが日本メーカーのシェアを上回ると予想されている」と伝えている。  中国のネット通販サイトをのぞいてみると、売れ筋の電気炊飯器は中国メーカーの3000円-5000円ほどの製品だ。一般的に売れているのはご飯を炊く機能しかないようなシンプルで安価な製品のようだ。日本メーカーの炊飯器は高価なものであれば10万円は下らないが、それでも中国人旅行客は日本で電気炊飯器を爆買いした。それだけ日本の電気炊飯器は中国人にとって魅力があるということだろう。成長市場である中国の電気炊飯器市場でのシェアを拡大できれば、日本企業にとって大きな利益が見込めるはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
2015年は中国人旅行客による爆買いが大きな話題となり、電気炊飯器や温水洗浄便座が人気を集めた。16年はさほど爆買いが話題になることはないが、中国における日本メーカーの炊飯器は現在も人気を維持しているのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-26 15:00