日本を追い越せ!韓国のバッテリー産業が日本超えに野心=韓国華字紙

 近年、環境保護意識の高まりや技術の発展により、電池(バッテリー)は自動車や飛行機などにも搭載されるようになった。なかでも電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)は今後の市場拡大が見込まれる有望市場だが、韓国メディアの亜州経済の中国語電子版は、韓国企業は電池産業に経営資源を集中的に投下し、日本を追い越そうとしていると報じた。  電気自動車はその名のとおり、電気を動力源としているため、搭載されるバッテリーの性能が自動車そのものの性能や安全性に大きな影響をもたらす。EVやFCVの市場拡大はすなわち、車載用電池の市場拡大に直結する。  記事は、現在の車載用電池はリチウムイオン電池が主流であり、電気自動車のコストに占める電池の割合は4割前後に達することを指摘したうえで、「現在は日本と中国、韓国が世界の車載用リチウムイオン電池の生産基地となっている」と紹介。さらに、世界の市場シェアは日中韓3カ国で95%以上を占め、日本は60%以上、韓国が30%、中国が8%ほどとなっていると伝えた。  続けて、日本企業の車載用リチウムイオン電池は非常に高性能だが高価であると指摘。一方の韓国製は日本製ほど高性能ではないが中国に工場を建設し、比較的低価格で生産できるとしたほか、中国製は性能は劣るものの、大規模生産によってコストが安いのが特徴であると指摘し、高コストであることが日本の電池産業の発展を阻害していると論じた。  一方、韓国のバッテリーメーカーは「技術面では日本にわずかに劣る」としながらも、財閥という経営資源を特定分野に集中することができる韓国特有の企業形態を活かし、中国に生産工場を相次いで建設していると紹介。中国で生産することでコスト低下のみならず、将来有望な中国市場でのシェア拡大も期待できると伝え、電気自動車の普及にあわせて日本のバッテリー産業を追い越したい考えだと伝えた。  今後、高性能な車載用リチウムイオン電池の価格が低下すれば、電気自動車は急速に普及していく可能性があり、日本企業はさらなる高性能バッテリーをできるだけ安価に供給する必要に迫られそうだ。中国では現在、電動スクーターが普及しているが、電気自動車も見かけるようになっている。車載用リチウムイオン電池の日中韓による争いは今後、激化の一途をたどるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
近年、環境保護意識の高まりや技術の発展により、電池(バッテリー)は自動車や飛行機などにも搭載されるようになった。なかでも電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)は今後の市場拡大が見込まれる有望市場だが、韓国メディアの亜州経済の中国語電子版は、韓国企業は電池産業に経営資源を集中的に投下し、日本を追い越そうとしていると報じた。(イメージ写真提供:123RF)
china,japan,culture,korea
2016-04-27 12:30