【今日のドル円】日銀の決定に注目

 昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明は、6月利上げに含みを残した一方で性急な利上げに動く可能性が低い事を示唆するなど決め手を欠く内容であった。ドル/円相場の反応も一時的な上下動にとどまり、市場の関心は本日の日銀金融政策に移っている。  仮に日銀が現状維持を決めた場合は、事前の観測報道などによって追加緩和への期待が膨らんでいるだけに円高の反応は避けられないだろう。  観測報道によれば追加緩和のメニューとして、ETFや長期債の買入れ増額、貸出金利のマイナス化をともなう付利のマイナス金利拡大などが挙げられている。  黒田総裁のこれまでのスタンスからすれば「小出し」の政策は考えにくく、動くとすれば大規模なものになる可能性が高そうだ。  黒田日銀の回答は「ゼロか100か」という極端なものになると見られ、その分だけドル/円相場の反応も大きくなる可能性があろう。なお、黒田日銀は過去に3回の大規模緩和を発表しており、当日のドル/円相場はそれぞれ約3.6円(2013年4月4日)、約3.3円(2014年10月31日)、約3.1円(2016年1月29日)と大幅な円安・ドル高を示現した。  本日の予想レンジ:109.900-113.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC、27:00)について、利上げは予想されていない。市場の関心は声明文に集まっている。(イメージ写真提供:123RF)
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2016-04-28 09:30