【本日注目の通貨ペア】カナダドル/円:戻り売りに注意

カナダドルは5月に入ってから軟調に推移している。カナダのアルバータ州で発生した大規模森林火災によって、オイルサンドからの石油精製事業が大きな打撃を受ける見込みで、これがカナダドルの重石となっている。一部では4-6月期の同国国内総生産(GDP)がゼロ成長になるのではとの声も上がっており、利上げの可能性が取りざたされていたカナダ中銀に関しても、当面据え置きの方針に変更するとの見方が広がっている。これらはカナダドルにとっては逆風と言える。
週明けのアジア市場中のカナダ/円は、円の売りが主導する形で小戻しているが、一目均衡表の雲の下限を先週末に大きく割り込んでおり、この雲の下限が目先の上値抵抗(執筆時点:83.357円)になる可能性がある。ここの上値の重さを払拭できなければ、戻りを売られる展開も覚悟すべきであろう。カナダの石油生産の遅れを示す続報や、円を買う動きの活発化などがあれば、先週末安値82.246円を割り込んで82円割れを試す流れになる事もあり得る。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
カナダドルは5月に入ってから軟調に推移している。カナダのアルバータ州で発生した大規模森林火災によって、オイルサンドからの石油精製事業が大きな打撃を受ける見込みで、これがカナダドルの重石となっている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-09 19:45