スポット金は大幅反落、1260ドル台

5月9日のスポット金は大幅反落、前日比2%安の1263.00ドル/トロイオンスで引けた。米利上げへの警戒が再び強まった。
前週末の米雇用統計が予想を下回る内容だったことを受けた上昇も節目の1300ドル突破はできなかったことから、利食い売りが発生したほか、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が年内の2回の利上げは「依然として合理的な予測」と語ったことで、市場では米利上げへの警戒が再び強まって、金利が生まない金は売られた。また、この日外為市場でのドル高や株式など高リスク資産への需要も増したことも金の売りに繫いた。
一方、世界最大の金連動型上場取引型金融商品「SPDRゴールド・シェアーズ」を通じた保有量は9日時点で前日より2.68トン増の836.87ンとなった。
9日のWTI原油先物は大幅下落、前日比2.99%安の43.22ドル/バレルで引けた。天候変化でカナダ西部の大規模な山火事がオイルサンド施設から遠ざかる見通しとなり、供給減少への懸念が緩和したことや、サウジアラビアの石油相交代による産油国の生産凍結期待感の後退から反落した。
サウジアラビアが7日、これを後押しする大々的な内閣改造を断行した。新任のエネルギー産業鉱物資源相には、保健相であり国営石油会社アラムコの会長である王族出身のファリハ氏(56)が任命された。市場では新たな石油鉱物資源相に対する警戒感も浮上したもよう。
原油在庫は5月6日までの1週間で50万バレル増加したと見込まれている。(情報提供:東岳証券)
5月9日のスポット金は大幅反落、前日比2%安の1263.00ドル/トロイオンスで引けた。米利上げへの警戒が再び強まった。
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2016-05-10 11:15