スポット金小反発、一時2週間ぶり安値まで下落

5月10日のスポット金は小幅反発、前日比0.2%高の1265.95ドル/トロイオンスで引けた。
前日に月以来の大幅下落を記録した後で、一時は約2週間ぶり安値(1256.50ドル)を付けたが、商品市場原油の上昇につられて、上昇に転じ、終盤ではプラス圏に浮上した。一方、金連動型上場取引型金融商品「SPDRゴールド・シェアーズ」を通じた保有量は10日時点で前日より2.38トン増の839.25ンとなった。
10日のWTI原油先物は上昇、前日比2.9%高の44.48ドル/バレルで引けた。カナダ西部の大規模な山火事による供給減少懸念の後退から、一時WTI原油は2週間ぶりの安値(43.22ドル)を付けたものの、その後は11日発表の米エネルギー情報局(EIA)統計での原油在庫の小幅増加見通しや、アフリカの産油国での供給障害懸念などから切り返し急反発した。
大規模森林火災の影響でオイルサンド(油砂)生産が約1週間前に停止されたカナダアルバータ州フォートマクマレー付近で、火災の現場が生産施設から遠ざかるなど沈静化の動きが出ていることから、生産が徐々に再開されている。フォートマクマレーはカナダのオイルサンド生産の中心地となっており、試算によると火災の影響でカナダの原油生産は全生産の約半分にあたる日量100万バレル減少している。
NY終盤発表された米API週間石油統計によると、6日までの1週間に米原油在庫は340万バレル増加だった事前予想の71.4万バレルを上回った。市場の注目は本日の米エネルギー情報局(EIA)の統計に注目している。(情報提供:東岳証券)
5月10日のスポット金は小幅反発、前日比0.2%高の1265.95ドル/トロイオンスで引けた。
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2016-05-11 10:45