WTI原油急上昇、一時46ドル台

5月11日のスポット金は2日続伸、前日比0.9%高の1276.88ドル/トロイオンスで引けた。
外為市場でのドル高一服や世界的な株価下落を受けて、2週間ぶり安値1260ドル台から値を回復した。スポット金はNY序盤で1279ドルまで上昇したものの、その後 一時1270ドルまで売られ、終盤に向かって1270ドル後半まで戻った。市場から短期的に1300ドルが強固な抵抗線との指摘もある。
金連動型上場取引型金融商品「SPDRゴールド・シェアーズ」を通じた保有量は11日時点で前日より2.67トン増の841.92ンとなった。先月25日以来、SPDRの金残高は一貫して増えている。
11日のWTI原油先物は強く上昇、前日比3.1%高の44.48ドル/バレルで引けた。原油の供給懸念の台頭及び予想外の米在庫減少が背景。この日米エネルギー情報局の発表によると、原油在庫は先週に341万バレル減少。予想では75万バレル増だった。原油生産量は日量880万バレルと、2014年9月以来の低水準だった。
英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルのナイジェリア部門は11日、原油漏れを理由にナイジェリア産原油の輸出に不可抗力による出荷停止を宣言したことや、カナダのエネルギー各社が森林火災で閉鎖中の施設稼動再開を試みるなか、原油相場は上昇していた。
また、サウジアラビアが原油の増産を辞さない構えを示している。4月の産油国会合では増産凍結を拒んでおり、自らの市場シェア維持を優先する姿勢は一段強まった。石油輸出国機構(OPEC)が6月に開く総会で、原油市場の安定に向けた対応策で合意するハードルは極めて高くなっている。
11日のWTI原油先物は強く上昇、前日比3.1%高の44.48ドル/バレルで引けた。原油の供給懸念の台頭及び予想外の米在庫減少が背景。
economic,fxExchange
2016-05-12 11:30