中国人が日系車を買う理由とは?「安全性めぐる誤解が解けてきたぞ」=中国

反日デモが中国各地で発生し、日系車をはじめとする日本製品の不買運動があったのがほんの数年前だったと思えないほど、現在の中国では日系車の売り上げが好調だ。2015年の中国自動車市場において、日系車はドイツ車に次ぐ販売台数を記録し、16年に入ってからもシェア拡大を続けている。
ではなぜ今、中国で日系車が人気なのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国人が皆日系車を買っている本当の理由は安全だから?」と題してその理由を分析する記事を掲載した。
記事は、日系車の好調ぶりについて、「街中を走っている車の10台に4台は日系車」と言えるほど好調だと指摘し、その理由を3つ挙げている。まずは、「経済的かつ実用的」であること。中国には富裕層が少なくないものの、もっともボリュームが多い層はやはり中間層だ。そのため自動車の購入の決め手としては購入価格だけでなく、維持費も重要な要素だ。この点、日系車は故障が少なく、最大の魅力である燃費の良さも人気の理由だという。
日系車が人気の理由の2つ目は「安全性」だ。ボディの鋼板が厚いほど安全だと信じる消費者が少なくない中国では、日系車は安全ではないと誤解されてきたが、近年では日系車を見る目が変わってきたという。衝突試験の結果から、日系車は安全性においてドイツ車に負けていないことが周知されてきたからだという。
3つ目は、「エンジン技術」だ。今は多くの中国自主ブランド車が日本メーカーのエンジンを採用しているが、やはりマッチングの良さでは日系車にはかなわないのだという。
中国では、自動車を所有することがステータスと捉えられてきたが、中間層にも自動車が普及するようになり、車体が大きく見栄えのする車ばかりでなく、コストパフォーマンスの良い日系車を選ぶ堅実派も増えてきているように見受けられる。中国自動車市場はまだ拡大を続けており、日系車の躍進はまだまだ続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
反日デモが中国各地で発生し、日系車をはじめとする日本製品の不買運動があったのがほんの数年前だったと思えないほど、現在の中国では日系車の売り上げが好調だ。2015年の中国自動車市場において、日系車はドイツ車に次ぐ販売台数を記録し、16年に入ってからもシェア拡大を続けている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-12 17:15