スポット金上値が重い、1270ドル台で推移

  5月13日のスポット金は反発、前日比0.8%高の1273.50ドル/トロイオンスで引けた。外為市場でのドル高や堅調な米指標結果を受け、上昇したものの、上値が制限された。   この日に発表された4月米小売売上高は前月比1.3%増と、予想0.8%増を上回って、昨年年3月以来の高水準だった。また、5月の米消費者マインド指数は前月から上昇し、ほぼ1年ぶりの高水準となった。4月生産者物価は前月比で0.2%上昇、3カ月ぶりのプラスとなった。米小売売上高が発表するまで、スポット金は1270ドル台で推移したが、指標の発表を受け、一時1262.60ドルまで売られたが、終盤に向かって下げ幅が縮小した。ただ、米指標が景気の改善を示唆する中、上値が重かった。   一方、金連動型上場取引型金融商品「SPDRゴールド・シェアーズ」を通じた保有量は13日時点で週間ペースで16.94トン増の851.13トンとなり、2013年12月以来の高水準を維持している。   13日のWTI原油先物は小幅反落、前日比0.4%安の46.22ドル/バレルで引けた。ドル高などを背景に利食い売りが台頭し、4日ぶりに反落した。この日外為市場でのドル高や、朝方発表された小売売上高や消費者景況感などの米経済指標が良好だったことを受け、原油は割高感に押されて軟調に推移した。また、前日に半年ぶりの高値を付けていたことで利益確定の売りも出た模様。   需給関係では、石油輸出国機構(OPEC)がこの日発表した月報で、4月のOPEC加盟国の産油量がイランやイラクの増産により日量18.82万ババレル増加したことが明らかにした。一方、ナイジェリアでは5月の産油量が治安の悪化で22年ぶりの低水準に落ち込むとみられているほか、カナダでは大規模な森林火災の発生でオイルサンド(油砂)生産への影響が引き続き懸念されているため、46ドルを下回る水準では安値拾いの買いも見られた。(情報提供:東岳証券)
5月13日のスポット金は反発、前日比0.8%高の1273.50ドル/トロイオンスで引けた。外為市場でのドル高や堅調な米指標結果を受け、上昇したものの、上値が制限された。
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2016-05-16 11:45