【今日のドル円】利上げに向けて米消費者物価指数に注目

 昨日のドル/円は、NY市場で109円台を回復するなど堅調に推移した。もっとも、日足ベースではボックス圏を抜けられずにもみ合いが続いている。米利上げに対する市場の織り込み不足(CMEのFedWatchツールによると昨日終了時点の6月利上げ確率は3.8%にすぎない)がドルの上値を抑えている一因と見られる。 そうした中、本日は米4月消費者物価指数(21:30)の結果が注目されよう  なお、事前予想では前月比+0.3%、前年比+1.1%となる見込みで、前月から伸びが加速すると予想されている。米4月雇用統計で賃金の伸びが予想を上回った上に米4月小売売上高が高い伸びを示しており、これに続いて消費者物価指数も上ブレとなれば、6月利上げ観測が重い腰を上げるきっかけとなり得るだろう。  また、本日は複数の米地区連銀総裁の発言機会が予定されており、利上げ時期に関する発言が注目される。ただ、利上げ観測が高まった場合でも株式市場が動揺するようなら、ドル/円が失速する可能性があるため株価動向には注意が必要だろう。 本日の予想レンジ:108.500-110.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
昨日のドル/円は、NY市場で109円台を回復するなど堅調に推移した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-17 09:15