【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:米4月CPIを受けて6月利上げ確率に変化は?

 昨日終了時点における米6月利上げの確率(短期金利市場の織り込み度合い)は5%未満となっており、極めて低い状態が続いている。この点がドルの上値を抑えている公算が大きく、ドル/円は109円台で伸び悩む展開となっている。  そうした中、本日は米4月消費者物価指数(CPI)が発表される。事前予想によると前月比+0.3%、前年比+1.1%にそれぞれ加速する見込みとなっている。米4月雇用統計における堅調な賃金の伸びや、米4月小売売上高の高い伸びに続いて米4月消費者物価指数も予想を上回って加速するようなら、6月利上げの確率はさすがにヒト桁台ではいられないだろう。ただ、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+2.1%と、前月の+2.2%からわずかに鈍化する見通しとなっている。利上げ期待を高めるためには最低でも前月並みの伸びが必要であろう。  仮に、CPIを受けて6月利上げの確率が上昇するようなら、ドル/円は110円台の回復を視野に入れた動きとなりそうだ。ただし、利上げ観測が株安を誘う事になれば円買いが強まり失速しかねない。米4月CPIについては株式市場の反応にも注意を払っておきたい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
昨日終了時点における米6月利上げの確率(短期金利市場の織り込み度合い)は5%未満となっており、極めて低い状態が続いている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-17 18:15