日本人には向いていない・・・日本の携帯電話が「淘汰された」理由=中国

 日本の携帯電話はガラケーとも揶揄(やゆ)されることがある。日本市場で独自の発展を遂げた結果、世界市場ではシェアを獲得できず、国内市場も海外メーカーの製品によってシェアを侵食され、今では携帯電話事業から撤退してしまったメーカーも多い。  中国メディアの捜狐はこのほど「なぜ日本の携帯電話は淘汰されたのか」と題し、世界の市場から日本の携帯電話が撤退させられた理由を考察した。  記事がまず「日本人は柔軟さやスピードに欠ける」と主張。市場への投入ペースが速い製品を作るには市場の変化を読み取る能力と短期間での開発が求められるが、日本人はこの分野を苦手としていると指摘。反対に、時間をかけて開発する必要のある自動車などの開発は日本人に向いていると論じた。  さらに記事は、日本人は変化ではなく安定を好む傾向があることも指摘している。日本人は新しい製品にすぐに飛びつくのではなく、受け入れるまでにある程度時間を必要とする。つまり、機能や性能が保証されてから受け入れる傾向があるとし、製品開発上のネックとなっていたと論じた。携帯電話に限らず、食品や薬品なども他国よりも受け入れ基準が厳しく、安全性やリスクが明確になるまで受け入れない傾向にある。慎重さが良い方向に働くこともあるが、携帯電話市場においては悪い方向に働いたということだ。  記事は日本人はスピードが求められる携帯電話の開発は向いていないと主張している。確かに世界中で売れているスマートフォンのシリーズは約1年ごとに新しいバージョンの製品が投入されるものが多い。  また、パソコン産業も開発速度が求められる分野だが、こちらでも世界に通用する日本製品はなく、競合の開発速度についていけなかったという指摘はあながち間違っているわけではなさそうだ。日本もすべての分野で成功することを目指すのではなく、力を注ぐ分野を絞り込んで製品開発を行うことが必要なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本の携帯電話はガラケーとも揶揄(やゆ)されることがある。日本市場で独自の発展を遂げた結果、世界市場ではシェアを獲得できず、国内市場も海外メーカーの製品によってシェアを侵食され、今では携帯電話事業から撤退してしまったメーカーも多い。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,japan,technology
2016-05-19 10:15