【本日注目の通貨ペア】米・豪金融政策の方向感に格差

 豪ドル/米ドル相場は、今月3日の豪準備銀行(RBA)の利下げを受けて下落トレンドに入り、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて米6月利上げ観測が高まると下げが加速。本日は、0.7190ドル台まで下値を切り下げて約2カ月半ぶりの安値を付けるなど、豪4月雇用統計をもってしても豪ドル安・米ドル高の流れを止める事はできなかった。  豪4月雇用統計については、失業率が低下したものの雇用者の伸びが予想を下回るなど、マチマチの結果であったが、雇用者数の内訳で正規雇用者が減少しており、どちらかといえばやや弱めの内容であったと言えるだろう。豪6月の追加利下げの可能性を高めるほどではなかったが、その可能性が低下したとは言い難い。  こうした中、米6月利上げを織り込む形でドル高の流れが継続すれば、豪ドルが売られやすい展開も続きそうで、豪ドル/米ドルは0.70ドルの節目を目指して続落する公算が大きい。本日は、フィッシャー米FRB副議長とダドリー米ニューヨーク連銀総裁が講演を行う。いずれもイエレンFRB議長に考えが近いとされるだけに注目される。ここでも早期の利上げを示唆する発言が続けば、FOMCが利上げに向けた地ならしを本格的に始めたとの見方が広がり、米ドル買いに拍車が掛かる可能性がある。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/米ドル相場は、今月3日の豪準備銀行(RBA)の利下げを受けて下落トレンドに入り、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて米6月利上げ観測が高まると下げが加速。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-19 18:15