苦境に直面する韓国の造船メーカー、果たして再建は可能か?=韓国華字紙

苦境に直面する韓国の造船メーカーは再建策の1つとして人員整理を進める方針を打ち出している。韓国は労働組合の力が強いことで知られるが、大宇造船海洋の労働組合は人員整理に対して激しく反発しており、人員整理を進められるかが経営再建に向けてリスクの1つとなっている。
韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、経営難に直面している大宇造船海洋がさらなる人員整理を行う方針と伝える一方、労働組合側は「さらなる整理は受け入れられない」として強く反対していると紹介。現代重工業でも状況は同じで、韓国の造船メーカーにとって労使の対立が経営上のリスクになっていることを伝えた。
さらに、大宇造船海洋の労働組合側が「政府主導の再建計画に強く反対し、即刻停止を求める」と主張したうえで、社員が犠牲となる政権案には全力で反対すると述べていることを伝えた。
また記事は、現代重工業でも労働組合が人員整理に対して強く反発していることを指摘したほか、サムスン重工業では労働組合側が「昇給を凍結することを条件に、雇用の継続を求める」としたことを紹介。一方、関係者からは「現在は昇給どころか、雇用を継続してもらえるかすら危うい状況」との指摘があったことを伝えた。
韓国の造船メーカーが苦境に陥ったのは日中メーカーの受注が伸びていることや、世界的な需要減少、さらには韓国メーカーの海洋プラント事業での失策が挙げられる。人員整理を行うことで業績は回復するのか、そもそも人員整理を行うことができるのか、栄華を誇った韓国の造船メーカーのかつての姿はもうない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
苦境に直面する韓国の造船メーカーは再建策の1つとして人員整理を進める方針を打ち出している。韓国は労働組合の力が強いことで知られるが、大宇造船海洋の労働組合は人員整理に対して激しく反発しており、人員整理を進められるかが経営再建に向けてリスクの1つとなっている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-21 17:00