中国経済はすでに曲がり角・・・何をやっても儲からない時代に=中国

中国経済が二桁の成長率を維持していたのはすでに過去の話だ。成長率が低下すると同時に、生産能力の過剰をはじめとするさまざまな問題が顕在化しつつある。
中国メディアの中財網はこのほど、米投資銀行ゴールドマン・サックスの関係者が「人口ボーナスが存在した時期はすでに過去のものとなり、中国経済はすでに曲がり角に直面している」と指摘したことを伝えた。
記事は、中国経済に占める投資の割合が高すぎることを指摘。日本や韓国も投資によって経済を成長させていた時期はあるが、中国ほど割合が高くなることはなかった。中国の経済に占める投資の割合は世界的に見ても「高すぎる水準」にあるが、投資を減らせば企業の倒産や金融危機のぼっ発も考えられると指摘し、投資を短期間で急激に減少させることは不可能との見方を示した。
さらに、中国国内で問題となっている環境汚染は「中国経済の歪みが生み出した問題」であり、環境を破壊しながら持続的に成長することは不可能である以上、今後の中国経済の成長を阻害する要因だと論じた。
また、中国経済が抱えるもう1つの構造的な問題は「高齢化」にある。中国は一人っ子政策を実施してきたことから1990年代の日本よりも速く高齢化が進んでいる。生産年齢人口の減少とあわせて人口問題は中国経済に対する大きな問題としてのしかかってきている。
記事は、中国が人口ボーナスを失ったことで、これまで安かった人件費は上昇、金が金を生むサイクルは崩壊し、中国製造業の価格競争力も失われると指摘。何をやっても儲かった時代から、何をやっても儲からない時代がやって来るはずだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国経済が二桁の成長率を維持していたのはすでに過去の話だ。成長率が低下すると同時に、生産能力の過剰をはじめとするさまざまな問題が顕在化しつつある。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-22 10:00