わが国が高速鉄道分野で急成長できた秘訣はこれだ!=中国報道

中国メディアの捜狐は20日、高速鉄道開発の後発国である中国がいまや世界市場で先発国と対等に渡り合えるほどになったと主張し、中国が高速鉄道分野で急成長できた秘訣について論じている。
様々な習い事において、時間的に後から学んだ生徒が先に学んでいた生徒に追い付く、あるいは追い越すという状況はよく見聞きすることだ。もちろん才能などの要因が大きく関係するが、生徒の進歩により大きな影響を与えるのは意欲や思考方法ではないだろうか。
進歩したいという意欲の強さは、そのために払う努力の大きさに影響を及ぼし、より大きな努力を払う生徒はより進歩することになる。またより進歩するために「どのような」努力を払うべきかを能動的に考えられる生徒は、受け身で学ぶ生徒に比べてはるかに進歩は速く、また到達点も高くなると言える。
この原則は中国高速鉄道の発展の要因にも適用できるようだ。記事は高速鉄道の後発国である中国が急速に成長したのは高速鉄道技術を「導入、消化、吸収した後にイノベーション」するという考え方に従ったからであると主張。単に「市場と技術の交換」で満足しようとしなかった点に意義があるという見方を示している。
つまり中国は受け身学習ではなく、より進歩するためにどのような努力を払うべきかを熟慮し、見出した方針に従ったという主張だ。さらに2004年の「中長期鉄道網計画」に基づいて競争入札を実施した際、中国は「基幹技術の譲渡、最低価格、中国独自ブランドの使用」の三原則を貫いたと記事は指摘。それによって、中国独自ブランドで展開するための基幹技術を安価で獲得することに成功したと主張した。
中国は1980年代に実施した自動車分野での「市場と技術の交換戦略」が成功しなかったことへの反省から、「ブラックボックスのない完全な技術提供と現地生産、中国自主ブランドの確立、合理的な価格」の三原則を高速鉄道分野に適用した。つまり中国には高速鉄道を発展させる強い意欲があったということだ。強い意欲、能動的な取り組み、さらに広大な国土という市場も存在したことが、中国高速鉄道の成長を生み出したと言える。中国高速鉄道の急速な発展の要因には、日本も見倣うに値する点が含まれているかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Xie Fei/123RF.COM)
中国メディアの捜狐は20日、高速鉄道開発の後発国である中国がいまや世界市場で先発国と対等に渡り合えるほどになったと主張し、中国が高速鉄道分野で急成長できた秘訣について論じている。(イメージ写真提供:(C)Xie Fei/123RF.COM)
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2016-05-22 23:15