中国企業は苦境にある・・・成長性あるロボット産業で「他国から制限」=中国報道

現在、ロボットはさまざまな分野で実用化されており、身近な存在になりつつある。現時点で世界のロボット産業をリードしているのは日本だが、将来性豊かなロボット産業は各国が開発に取り組み始めており、日本の立場は決して安泰ではない状況だ。
中国も近年は技術力を急速に高めているが、ロボット産業においては諸外国との技術力の差は歴然だ。中国メディアの同花順財経は中国におけるロボット産業の現状を紹介し、今後の展望について悲観視する記事を掲載した。
記事は産業用ロボットを例に、同分野において「中国企業は苦境にある」と伝えている。2014年の数字では中国では約19万台の産業用ロボットが稼働していたが、中国メーカーのロボットは1万7000台ほどにとどまり、市場全体の7.45%に過ぎなかった。中国の産業用ロボット市場は日本をはじめとする外資メーカーに奪われてしまっているのが現状なのだ。
続けて、中国メーカーのロボットは市場シェアでも技術力でも外資メーカーに敵わないと指摘し、その理由は「基幹技術および基幹部品の双方で他国からの制限を受けているため」と主張。中国メーカーのロボットは基幹部品のほぼすべてを外資メーカーからの調達に依存しているのが現実であり、原価上昇の一因となっていることを指摘した。
日本がロボット産業を成長戦略の柱の1つに位置づけたことから分かるとおり、ロボットは一国の生産性を大幅に向上させられる可能性を持つ産業であり、将来の国の発展をも左右する産業だ。ロボット産業において基幹技術を持たない中国は今後、市場との交換など何らかの手段で技術獲得に向けて動き出す可能性があるが、かつての高速鉄道のように、中国への技術提供は警戒すべきとも言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
現在、ロボットはさまざまな分野で実用化されており、身近な存在になりつつある。現時点で世界のロボット産業をリードしているのは日本だが、将来性豊かなロボット産業は各国が開発に取り組み始めており、日本の立場は決して安泰ではない状況だ。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-24 07:30