【本日注目の通貨ペア】原油価格の上昇が続くか

カナダ中銀は昨日の金融政策委員会で政策金利の据え置きを決定。同時に発表した声明では「現在の(金融政策に対する)スタンスが適切と判断した」として、引き締め的でも緩和的でもない中立スタンスを維持した。中銀は、アルバータ州で起きた大規模森林火災の影響によって第2四半期がマイナス成長となる可能性を指摘しつつも、第3四半期は復興需要などから反動を見込むなど、その悲観度合いは市場が想定していたほどではなかった。
このため、声明発表後にカナダドル買いが活発化するとカナダ/円は84.60円台まで上昇。カナダ景気の生命線とも言える原油価格が強含んだ事もカナダドル高を支援した。12日に付けた月初来高値85.453円まではまだやや距離があるが、この水準を突破できれば上方向に大きく視界が開ける可能性がある。なお、4月の高値は88.793円であった。カナダ中銀のハト派化懸念が後退した今、原油高と世界的な株高の持続性が、当面のカナダ/円相場のカギを握る事になるだろう。
(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部) (イメージ写真提供:123RF)
カナダ中銀は昨日の金融政策委員会で政策金利の据え置きを決定。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-05-26 17:45