日本はしっかり備蓄しているのに・・・中国の石油備蓄量は「微々たるもの」

中国メディアの東方頭条はこのほど、日本の石油備蓄は全世界を驚愕させる水準にあると主張し、日本に比べれば中国の石油備蓄量は「微々たるもの」に過ぎないと指摘している。
国にとって石油備蓄はなぜ重要だと言えるだろうか。それは何と言ってもエネルギー資源は国民の生活や経済活動の原動力になるもの、いわば血液のようなものであるためだ。エネルギーの安定供給を確保できないということはその国の死を意味する。しかも一部資料によれば日本のエネルギー消費に占める石油の割合は2014年度は43.1%に達し、そのほぼすべてを輸入に頼っている。
個人の日常生活のなかで血液の循環がとまるという異常事態が起きることは稀だが、これに比べて国のエネルギーの安定供給がおびやかさるという事態ははるかに高い確率で生じ得る。
例えば1973年秋のオイルショックや、1990年の湾岸戦争、2001年の米国同時多発テロ、2003年のイラク戦争、災害発生や中東地域情勢混乱など、エネルギーの安定供給に影響を及ぼす世界情勢がこれまで現実に生じている。エネルギー備蓄、日本の場合は特に石油備蓄は非常に重要だ。
この点、記事は「日本の石油備蓄はなんと158日分に達している」と驚嘆。これに対して中国は「たったの30日分である」と記事は指摘した。また記事は中国が日本の石油備蓄のレベルに追い付くには「少なくとも10年は必要」と説明した。
2014年における中国の石油依存度は17.5%と日本に比べてはるかに低い。中国の石油備蓄が日本の5分の1以下であるのはこうした背景も関係しているのだろう。それでも中国は2020年までに石油備蓄を100日分にまで増強する計画だ。こうした政策からもエネルギーの安定供給はどの国にとっても重要な課題であることがわかるが、この点で記事は日本の取り組みを見倣うに値する模範として高く評価している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの東方頭条はこのほど、日本の石油備蓄は全世界を驚愕させる水準にあると主張し、日本に比べれば中国の石油備蓄量は「微々たるもの」に過ぎないと指摘している。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-06-01 19:30