【本日注目の通貨ペア】Brexit懸念が再燃

ポンド/ドルは昨日の海外市場で一時1.43ドル台に差し込むなど、弱含みの展開が続いている。足元のポンド安の背景は、6月23日に行われる国民投票で英国のEU離脱(Brexit)が決まる可能性が未だに排除できない点にある。一時は、もし実現すれば混乱が大きいがその可能性は低い「テールリスク」に過ぎないとの見方が強かったが、最新の世論調査でも依然として離脱支持と残留支持が拮抗(いずれも41%、保留が13%)している。投票日3週間前になっても、どちらに転ぶかわからない情勢となっており、必然的にポンド買いは手控えられがちな状況にある。
そうした中、本日は、米国で5月ADP全国雇用者数および米新規失業保険申請件数という二つの雇用関連指標が発表される。これらがいずれも強めの結果となれば明日の米5月雇用統計への期待が高まる事になるだろう。その結果、ドル高がポンド/ドル相場を押し下げる事も考えられる。
ただし、このところ毎日のように報じられるBrexit絡みの世論調査結果には気を配っておきたい。本邦投資家がタイムリーな情報を得にくいのが難点だが、もし残留支持が多数となる調査結果が出れば急速にポンドが買い戻される可能性があるため注意が必要だろう。
(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部) (イメージ写真提供:123RF)
ポンド/ドルは昨日の海外市場で一時1.43ドル台に差し込むなど、弱含みの展開が続いている。足元のポンド安の背景は、6月23日に行われる国民投票で英国のEU離脱(Brexit)が決まる可能性が未だに排除できない点にある。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-06-02 18:15