【本日注目の通貨ペア】ポンド/円:追い風待ち

 先週発生した、英国のEU残留支持派であるジョー・コックス議員が殺害された事件を受けて「浮動票がEU残留に動くのではないか」との見方が広がり、ポンド/円は16日に145.385円の安値を付けてから反発。さらに週末の間に発表された世論調査で、YouGovのオンライン調査では残留支持が44%に対して離脱支持が43%、Survationの電話調査では残留支持が45%、離脱支持が42%と、実際に残留支持派が盛り返してきた。  これらの結果を受けて週明けのポンド/円は窓を開けて急騰して始まり、東京市場では153円目前まで値を戻した。本日はこの、英国の国民投票に向けて浮上してきた「楽観ムード」がどこまで続くのかが焦点だ。EU残留支持は週末の間に回復を見せたとはいえ、まだ「拮抗している」という程度にすぎない。楽観ムードが続けば153円台乗せは時間の問題だと見られるが、楽観ムードにひとたび一服感が出て、「油断はできない」という見方が強まれば、戻りを売ろうとする動きが出る事もあり得る。  欧州市場以降の潮目の変化には敏感でいたいところだ。今朝の反発が大きかった分、再び下げる場合の値幅は大きなものとなろう。少なくとも150円台まで下落する事は想定しておきたい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
先週発生した、英国のEU残留支持派であるジョー・コックス議員が殺害された事件を受けて「浮動票がEU残留に動くのではないか」との見方が広がり、ポンド/円は16日に145.385円の安値を付けてから反発。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-06-20 18:45