今週の為替相場見通し(2016年6月27日~)=為替王

 先週号の為替相場見通しの記事において「だいたい102円を中心」、「最大で102円」「大台の100円を割り込むようなことがあっても、おそらく短期間で、すぐに戻ってくる」などと予想しました。結果は、ほぼ予想通り。先週金曜日は一時的に100円を割れましたが、すぐに戻ってきて、週末の終値は、予想通り102円台でした。  為替も、株価もブログで最大メドと位置付けていた水準にほぼ到達しましたので、今週は、(大暴落の後ですので、それなりに乱高すると思われますが)、波乱が終わって、徐々に収束に向かう流れになると見ています。  今週の見通しとしましては、基本的にはこれまで抱えている相場エネルギー(円高圧力)は、すでに、ほとんど放出されたとの認識になりますので、この102円前後の水準が居心地がよく、ここから先、今週、もしもさらに円高になる動きがあれば、それは完全に投機的といいますか、無理な円高の領域に入ってきます。すなわち、今週さらに円高が進んでも、短期間で戻ってくる可能性が高いでしょう。  また、為替介入の可能性についてですが、日本は協調介入を模索していると思いますが、なかなか他国の了解を取り付けるのは難しいでしょう。特に、アメリカは大統領選挙があるため、日本のために円安(ドル高)を受け入れたくないのが本音です。アメリカが進んで、円安(ドル高)の介入に協力することは考えにくく、あるとすれば黙認。  もしも今週また100円を割れて、さらに円高が進むようであれば、さすがに、現状のファンダメンタルズの観点でも、テクニカル分析の観点でも、投機の度が過ぎる動きと言わざるを得ませんし、それにより株価や景気への過度な悪影響が懸念されますので、そうなれば、日本が円高を阻止する(少し円安に戻す)ために介入することは許されると言いますか、日本の国益を守る意味でも、日本単独でもやってよいとの判断に傾きやすいと思われます。ちなみに、世界が混乱すると、日本円とならんでスイスフランも、急騰するのですが、スイスはもう先週金曜日の時点で、フラン高を阻止するための為替介入しています。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)
先週号の為替相場見通しの記事において「だいたい102円を中心」、「最大で102円」「大台の100円を割り込むようなことがあっても、おそらく短期間で、すぐに戻ってくる」などと予想しました。結果は、ほぼ予想通り。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-06-27 09:30