【本日注目の通貨ペア】メキシコ/円:中銀の通貨防衛

メキシコペソ/円は、英国のEU離脱が決まった24日に一時5.1円台まで下落して過去最安値を更新。ペソは対ドルでも同日に史上最安値を付けた。こうした中、本日のメキシコ中銀理事会では通貨防衛策・資金流出抑制策として利上げ(政策金利であるオーバーナイトレートを3.75%から4.00%へ)が発表されるとの見方が優勢だ。メキシコのインフレ率が昨年末に2%台前半で底入れし、今年に入り2%台後半へ上昇している事も利上げを後押しすると見られている。
足元のメキシコペソ相場は、対円・対ドルともに歴史的な安値から反転しつつあるが、この流れを明確なものにできるか、本日のメキシコ中銀の決定が注目される。英EU離脱のショックが和らぎ、メキシコの主要輸出品である原油が値上がりしている環境で、利上げの発表と合わせて引き締めスタンス維持を発表すれば、ペソの上昇に弾みが付く事も考えられる。
ただし、外部環境に左右されやすいのが新興国通貨の宿命だ。足元の楽観ムードが何らかの理由で反転するようだと、たとえメキシコ中銀がタカ派化してもペソの上昇は限られる公算が大きい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
メキシコペソ/円は、英国のEU離脱が決まった24日に一時5.1円台まで下落して過去最安値を更新。ペソは対ドルでも同日に史上最安値を付けた。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-06-30 17:30