【本日注目の通貨ペア】 豪ドル/円:政局不透明感が広がる中のRBA理事会

 豪ドル/円は先週後半以降、77円台に乗せると伸び悩む様子が見られている。英国の欧州連合(EU)離脱問題に関する市場の恐怖心が和らぐ中で、6月24日に付けた72.30円台の安値水準から反発を見せたものの、英国の国民投票前の水準(81円台)までに戻す程に積極的にリスクを取るムードではないようだ。  一方、豪州国内の様子を確認してみよう。2日に行われた総選挙において与野党の票が拮抗、選挙の結果が出るのは5日以降と報じられており、政局の先行き不透明感が強い。結果が明らかとなり、今後の政局不安が強く意識されれば、豪ドルの売り要因視される可能性がある。さらに、5日には豪中銀(RBA)が政策金利を発表する。政策金利は据え置き見通しだが、声明文の内容が同国内のインフレ見通しに弱気さが目立ったり、英国の先行き不透明感などリスクを警戒する度合いが強まるようなら、近い将来の利下げ期待を絡めた豪ドル売りが出てくる事が考えられる。豪ドル/円の下げに勢いがついて76円台を割り込んでしまえば、6月30日に付けた安値水準である75.50円前後辺りまで下値の余地は拡大しよう。  なお、RBA理事会に関しては、今後の政策について目新しい示唆がなく、豪ドル買い優勢となる可能性もある。ただ、足元の市場は積極的にリスクを取るというムードではないため、豪ドルの買いは一時的なものになりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/円は先週後半以降、77円台に乗せると伸び悩む様子が見られている。英国の欧州連合(EU)離脱問題に関する市場の恐怖心が和らぐ中で、6月24日に付けた72.30円台の安値水準から反発を見せたものの、英国の国民投票前の水準(81円台)までに戻す程に積極的にリスクを取るムードではないようだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-07-04 16:15