【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:株高だけでは上伸力が保てない

 今週に入って主要国株価が非常に強い。日本株に関しては、11日は本邦参院選での与党勝利、12日は安倍首相とバーナンキ前FRB議長の会談を受けて財政や金融による刺激策の可能性が強く意識された事もあって株高が続いた。また、欧州では英国の次期首相がメイ内相に内定した事も、政局不透明感の緩和に繋がり、株高に寄与した。NYダウ平均に関しては、12日に史上最高値を更新している。  ドル/円は、こうした主要国株の上昇を眺めて堅調に推移し、12日には一時104.978円と、105円に迫った。しかし、アジア市場中は株高が進む中でもドル/円は頭の重さが目立つ場面が散見されている。本日のアジア市場時点では、積極的にドル売り・円買いを行う材料が特にない中で104円ちょうど前後では底堅い様子も見られてはいるが、日本株が上昇していた場面でも上げ幅を縮小する動きを見せた点を鑑みると、ただ単に株高というだけでドル/円を押し上げるにはそろそろ限界なのかもしれない。  引き続き、上値をうかがえる状況ではあるが、各種経済イベントや報道によってドルの急落や株価の失速などが起これば、利食い売りや仕掛け的な売りなどによってドル/円が失速する事もあり得る。ムードの転調には警戒が必要だろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
今週に入って主要国株価が非常に強い。日本株に関しては、11日は本邦参院選での与党勝利、12日は安倍首相とバーナンキ前FRB議長の会談を受けて財政や金融による刺激策の可能性が強く意識された事もあって株高が続いた。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-07-13 16:45