【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:FOMC再評価の動きがあるか

 ユーロ/ドル相場は、本日のアジアタイムに1.1110ドル台まで上昇して15日以来の高値を付けた。米FOMCを受けて強まったドル売りの流れが続いていると見られるが、月初来高値(1.11862ドル)が視野に入る中で、さらにユーロを買う理由は乏しい。今後の展開についてはドル安の継続性がカギを握る事になりそうだ。  昨日の米FOMCは、景気認識を上方修正した上にリスク警戒姿勢を緩めるなど、総じて楽観的な声明を発表したが、9月利上げに関する手掛かりを示さなかったとしてドル売りが優勢となった。ただ、こうした初期反応とは裏腹に、この声明をタカ派的と評価する声もある。なお、著名FEDウォッチャーであるWSJ紙のヒルゼンラス記者は「FRBは早ければ9月にも利上げする可能性を残している」との見解を示している。  たしかに、今回の声明には9月利上げを示唆する文言はなかったが、当然ながらこれを否定する文言があった訳でもない。年内2回という従来の想定利上げペースに変化が生じた事を示唆する内容ではなかったとの見方もできる。9月利上げの可能性が捨てきれないとの見方が広がれば、FOMC後に低下した米長期金利が反転するとともにドルが買い戻される事になるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
ユーロ/ドル相場は、本日のアジアタイムに1.1110ドル台まで上昇して15日以来の高値を付けた。米FOMCを受けて強まったドル売りの流れが続いていると見られるが、月初来高値(1.11862ドル)が視野に入る中で、さらにユーロを買う理由は乏しい。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-07-28 17:15