今週の為替相場見通し(2016年8月15日~)=為替王

先週号で「101円前後で下支えされて反発したり保ち合いに入るというのがメインシナリオ」と書きましたように、為替(ドル円)は、今月これまでのところ、想定通り、円高メド101円近辺で止まって、ちょっとした保ち合いに入っています。これまでのところは、完全に想定通りと言ってよいと思いますが、ここから判断がやや難しい状況に入ってきます。
現状認識は、101円近辺~102円台の狭い範囲での小さな保ち合い局面。今週、もうしばらく保ち合いが続く可能性がありますが、いずれどちらかに崩れることが想定されます。下方向(円高方向)の注目すべきポイントは101円近辺(100円台後半~101円台前半)。今月は、その水準でしっかりと円高の動きが食い止められており、下値サポート帯として作用しています。
もしも何らかの円高(ドル安)につながるニュースが出て、そのポイントを突き抜けてしまった場合、一時的に円高が拡大する流れが強まる可能性があります。その際、円高方向は節目がいくつもあるのですが、第一に99円台後半。その次が98円前後(97円台後半~98円台前半)。いろんな円高条件が重なった場合は、最大で96円あたりが浮上します。
もっとも、現時点(先週末時点)で、そのような円高のターゲットが浮上しているわけではなく、現在、比較的強力に作用しているポイント(101円近辺)から、万が一、下抜けた場合、急速に円高リスクが高まるおそれがあるといった状況です。反対に、上方向(円安方向)のポイントは102円近辺~102円台半ば。今週、円安に動いた場合、このあたりでは動きを止められやすいです。もしもブレイクできた場合も、さほど大幅に円安に戻ることは期待しにくく、第一に103円台、さらに伸びても105円前後ではないかと見ています。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)
先週号で「101円前後で下支えされて反発したり保ち合いに入るというのがメインシナリオ」と書きましたように、為替(ドル円)は、今月これまでのところ、想定通り、円高メド101円近辺で止まって、ちょっとした保ち合いに入っています。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-08-15 09:30