【本日注目の通貨ペア】トルコリラ/円:中銀の緩和姿勢が焦点に

 トルコ中銀(TCMB)は本日、金融政策を発表する。TCMBは、これまで5会合連続で上限金利である翌日物貸出金利を引き下げており(現状8.75%)、今回も市場は0.25%の追加引き下げを見込んでいる。  ただ、トルコ経済を取り巻く環境は、「政策金利の簡素化」の一環といえども金利の引き下げを手放しで正当化できる状態ではなさそうだ。トルコ軍の一部によるクーデター未遂事件などの影響で格付け会社による格下げが相次いだ上に、同国の7月消費者物価指数は前年比8.79%と前月の7.64%から加速している。  こうした中、TCMBが上限金利を引き下げた上で、さらに緩和継続の姿勢を示せば、市場から「政府の緩和圧力に屈した」とのレッテルを貼られかねない。そうなると、足元で小康状態にあるトルコリラ相場が下落を再開するきっかけとなっても不思議ではないだろう。今回の会合では、TCMBが緩和打ち止めのシグナルを発信できるかどうかが焦点となりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
トルコ中銀(TCMB)は本日、金融政策を発表する。TCMBは、これまで5会合連続で上限金利である翌日物貸出金利を引き下げており(現状8.75%)、今回も市場は0.25%の追加引き下げを見込んでいる。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-08-23 17:30