今週の為替相場見通し(2016年8月29日~)=為替王

 8月の為替は1ドル=99円に突入したあとも100円近辺で低迷していました。が、急に102円近くへ反発しました。先週金曜日の夜、それまで100円前後で低迷していた米ドル円が102円近くへと急に円安になった、きっかけはFRB議長発言。アメリカの金利を決める委員会の最重要メンバーであるFRB議長は、講演のなかで「利上げする根拠がここ数カ月で強まった」と発言。この発言により、アメリカの利上げが近いうちに実施されるとの見方が強まり、為替市場では一気にドルが買われて、円安(ドル高)になりました。ただ、先週金曜朝のブログ記事において「102円近くがちょっと重石になっています」と書きましたが、本当にその通り、先週金曜の円安の動きは102円近くでピタッと止まりました。  さて、今週の見通しについて。短期的な重要ポイントである102円近くまで先週金曜日のうちにあっという間に到達しました。ひとまずこの水準(102円前後)では、円安の動きが止められやすく、一旦反落するシナリオも考えられます。問題は今週、この102円近辺の重要ポイントを突破できるかどうか?もっと言えば、今週しっかりと102円に乗ることができるかどうか?一旦反落を挟んだ方が、チャート形状としてはきれいですし、 私たち投資家としても、勝負に出やすいのですが、そんな投資家側の都合はともかく、重要ポイントをブレイクした場合、最低でも104円近くへ、あるいは、一気に105円台回復も視野に入ってきます。  トルコリラ円にとっても、米ドル円が反発して良かったですね。先週末は1リラ=34.4円まで反発。8月は33円台に突入するなど、ヒヤヒヤする展開でしたが、ちょっとひと安心といったところではないでしょうか。こちらも米ドル円のもうひと伸びがあれば、さらに円安・リラ高に向かうでしょうが、トルコリラ円単独で分析しますと、この34円台半ばの水準が重要で、この水準をしっかり超えてきますと、そのまま35円台回復へつながる可能性が高いです。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)
8月の為替は1ドル=99円に突入したあとも100円近辺で低迷していました。が、急に102円近くへ反発しました。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-08-29 08:45