【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:雲上抜けなるか

ドル/円相場は、前月26日の米連邦準備制度理事会(FRB)の正副議長の発言をきっかけに早期利上げ観測が浮上したため、堅調に推移。今月1日に104円ちょうどまで上昇して日足の一目均衡表の雲に迫った。
今年に入ってからのドル/円相場は、日足の一目均衡表の雲上抜けを3度(1月、5月、7月)試したが、いずれも失敗すると、その後は安値を更新する動きが続いている。4度目のトライで雲を突破できるかは、本日の米8月雇用統計がカギとなりそうだ。
今回の雇用統計について、事前予想では失業率が4.8%、非農業部門雇用者数(NFP)は18.0万人増、平均時給は前月比+0.2%となっている。米国が完全雇用に近づいているとされる中、失業率やNFP以上に、平均時給の伸びといった雇用の質が改善するかがポイントである。雇用状況の質的改善が確認されれば、9月利上げ期待が一段と高まってドル買いが強まる可能性が高そうだ。その場合は、日足の一目均衡表の雲の下限(本日は103.936円)を超えると、雲の上限(同、105.120円)突破を視野に入れた一段高に発展する事も考えられる。
ただし、予想に反して弱い内容の雇用統計が伝えられるようならば、失望感からドル売りが優勢となると共に、4度目の雲上抜け失敗により反落する事も十分あり得る。市場の関心が高まる中では無風通過は考えにくく、発表前後は荒れた展開となりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
ドル/円相場は、前月26日の米連邦準備制度理事会(FRB)の正副議長の発言をきっかけに早期利上げ観測が浮上したため、堅調に推移。今月1日に104円ちょうどまで上昇して日足の一目均衡表の雲に迫った。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-09-02 17:15