【今日のドル円】FRB理事の講演に広がる憶測

本日は、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事の講演(26:15)が注目される。この講演は、先週9日に急遽発表されたものであり、金融政策絡みの発言ができなくなるブラックアウト期間入り直前にセットされたものだ。このため、FRBから市場へのメッセージが込められた講演になるとの見方が少なくない。一部には、FRBが元来ハト派の同理事に9月利上げのメッセージを託したのではないかとの見方も出るなど、市場の憶測を呼ぶ講演となっている。
利上げは「データ次第」としてきたFRBが、8月の景気指標に弱めの結果が続いたこのタイミングで利上げに踏み切る公算は小さいと見るが、それでもブレイナード理事が本日の講演で早期利上げを示唆すれば、9月利上げの可能性を意識せずにはいられなくなる。市場でもドルが一段高となる公算が大きい。ただし、その場合は米国株の動きに要注意だろう。9日も米国株は軒並み2%を超える下落となっており、利上げ観測を嫌気する形で一段安となればリスク回避の円買いを誘発しかねない。本日は、米利上げ観測とリスク・センチメントのバランスがドル/円相場のカギを握る事になりそうだ。
本日の予想レンジ:101.500-103.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日は、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事の講演(26:15)が注目される。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-09-12 09:30