【本日注目の通貨ペア】ポンド /米ドル:英米ともに注目イベントあり

本日は、ロンドンタイムからニューヨークタイムにかけてポンド/ドル相場を直撃する材料の発表が続く。それだけに激しい値動きとなる可能性が高く、相場展開を読むのは極めて困難だ。ただ、それぞれの材料について予め見どころを定めておけば迅速に対応する事が可能になるだろう。
まずは英中銀(BOE)理事会が注目される。8月のダブル緩和(利下げ+量的緩和拡大)の効果を見定めるべく、今回は現状維持が確実視されており、市場に追加緩和期待は全くない。11月もしくは12月の追加緩和に向けた示唆があるかが焦点だろう。同時に公開される議事録では、政策据置きに対する反対票(追加緩和賛成票)の数がポイントとなる見込み。8月議事録では緩和決定は全会一致(9名)だったが、年内の追加利下げを見込むメンバーは「過半数」であった。なお、今回はカーニー総裁の会見は予定されていない。
一方、米国では複数の重要経済指標が発表になる。中でも注目されるのは8月小売売上高であり、米国景気のバロメーターともいえる消費動向を見る上で欠かせない重要統計だ。事前予想では前月比-0.1%と、今年3月以来の減少が見込まれている。8月に減少した事がわかっている自動車販売を除いた売上高でも前月比+0.2%の予想と、7月の落ち込み(-0.3%)を埋めきれない見込みとなっている。そのほか、新規失業保険申請件数も前週よりやや弱めの26.5万件が予想されており、8月鉱工業生産も前月比-0.2%と7月の+0.7%から急減速する見込みとなっている。
なお、ポンド/ドル相場のテクニカル面でのポイントは、下値が1.3150ドル前後であり上値は1.3400ドルだろう。一目均衡表(日足)の雲下限のサポートを維持できるかと、このところの戻り高値水準が引き続きレジスタンスとして機能するのか注目される。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日は、ロンドンタイムからニューヨークタイムにかけてポンド/ドル相場を直撃する材料の発表が続く。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-09-15 17:30