【本日注目の通貨ペア】NZドル/米ドル:米国とNZの金融政策決定に振らされる

日本時間22日午前3時、米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を発表する。政策金利自体は市場は据え置きの公算大と見ているが、声明文での景気判断、年内から2017年にかけてのFF金利見通しの変更、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が今後の利上げについてどのような示唆をするのかなどが注目されている。この内容を受けて、ドルは神経質な反応となろう。もし仮に11月利上げの可能性を残すほど強気な内容であれば、ドルが急騰する可能性があるが、一方で2017年の利上げペースを下方修正(現在、2~3回)するようならば、ドル売りが強まると見られる。
また、日本時間22日6時にはNZ中銀(RBNZ)が政策金利を発表する予定だ。こちらについても政策金利は据え置かれる公算で、焦点は声明やウィーラーRBNZ総裁のコメント内容になる。前回8月11日の中銀声明では「更なる追加緩和が必要となる可能性」としたものの、ウィーラーRBNZ総裁が「50bpの利下げが正当だとは考えなかった」とし、大幅利下げが検討されていなかった事を嫌気してNZドルが上昇する様子を見せた。ウィーラー総裁は8月23日にも、現在から0.35%の追加利下げを見込んでいるとコメントしており、このコメントも市場の想定よりも利下げ幅が小さかった事からNZドル高が進行した。市場におけるNZ中銀への大幅利下げ願望が非常に強い事を考えると、ただ利下げを示唆するだけでは返って失望を呼び、NZドル高に振れるリスクがありそうだ。その点に留意し、声明や総裁コメントを受けたNZドルの動きについていきたいところだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部) (イメージ写真提供:123RF)
日本時間22日午前3時、米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を発表する。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-09-21 16:00