今週の為替相場見通し(2016年10月10日~)=為替王

「1ドル=102円台から103円台へ円安になる」。 先週はズバリ予想が的中して、円安に戻りました。
さて今週の見通しについて。先週は、(最大円安メド103円台を上回って)、一時的に104円に到達する場面もありました。しかし、これは「行き過ぎ」の状態であり、さすがに週末金曜日には、102円台まで戻ってきました。ここからは、そのターゲット付近(102円~103円台)でしばらく保ち合う展開が想定されます。
もうひとつ考えられるのは、さほど保ち合いを形成しない展開。「ターゲットから行き過ぎ」→「もとのターゲット付近まで揺り戻し」を挟んで、ここからもう一段の円安の可能性も考慮しておきたいところではないかと思います。
いずれにしましても、今月これから短中期的に意識される上方のポイントは104円近くの水準。9月上旬の円安への戻りの時もそうでしたし、今回(先週)の戻りもちょうど104円近辺で上値を抑えられました。この秋、円安方向への動きがまたあれば、その水準(104円付近)がちょっとした壁になるでしょうし、もし突破することができれば、もう一段高い水準(106円や107円くらい)へ、回帰するシナリオも浮上することになります。逆に下方向のメドは、近いところで102円近く。仮に、今週、円高への戻りが拡大した場合でも、とりあえずその102円台で下支えされるだろうと予測されます。
トルコリラ円は、先週せっかく、1リラ=34円を回復したのですが、週末は再び33円台へ下落してしまいました。「先月後半の水準(34円台前半)がちょっと重いかもしれません。」などと先週書きましたが、やはりその34円台前半の壁を超えるのは難しかったようです。今週、下方向で意識すべきは、33円台半ばの水準。そのあたりでは下支えされると思われますが、万が一、何らかのネガティブなニュースが出るなどして、その下方の注目ポイントを下抜けるような展開になりますと、ちょっとまた、トルコリラ円の売り圧力が高まりますので、そのようなシナリオも一応頭に入れておきたいです。
さて、今月、注目したい通貨ペアは、ユーロ米ドル。8月以降、だいたい1.1200を挟んだ水準での保ち合いがやや長期化しつつあります。今後、下方の注目すべきポイントは1.115前後の水準。このレンジ相場が崩れますと、ややしっかりした、ユーロ安ドル高トレンドが形成されやすくなります。その場合、最大で、年初来安値(ユーロ米ドルの今年の安値は1.07台)を下回る可能性も高まりますので、注目通貨として日々チェックしておきたいです。(執筆者:為替王)
「1ドル=102円台から103円台へ円安になる」。 先週はズバリ予想が的中して、円安に戻りました。
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2016-10-11 12:15