【本日注目の通貨ペア】南アランド/円:戻り売りの可能性も

 11日の南アランド/円は、南アのゴーダン財務相に対して検察当局が出頭命令の召喚状を出したと一部通信社が報じると、政情不安を嫌気したランド売りが入り、失速。一目均衡表の雲の上限を割り込み、7.155円の安値を付けた。本日にかけて小幅に値を戻してはいるが、アジア市場中は雲の上限(執筆時点7.243円)付近では頭を押さえられている。  ゴーダン財務相への出頭命令は「1月2日に裁判所へ」というもので、まだ時間的猶予がある。また、同財務相は出頭命令は政治的な動機が一因と述べて不正(歳入庁長官時代に副長官の早期退職を認めた後にコンサルタントとして再雇用し、歳入庁に約110万ランドの損害を与えた疑い)を否定している。足元ではズマ大統領がゴーダン財務相を支持する事を表明しており、すぐに更迭されるなどの可能性は高いとは言えないだろう。ここから続報がなく、主要国株価が堅調に推移すれば、雲の上限を突破して昨日の下げ幅を縮める動きになると見られる。しかし、雲の上限の頭の重さを払拭できない場合は再度売り優勢に転じる事は十分にあり得る。失速した場合は雲の下限(執筆時点7.104円)辺りまでの下げは少なくとも想定しておきたい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部) (イメージ写真提供:123RF)
11日の南アランド/円は、南アのゴーダン財務相に対して検察当局が出頭命令の召喚状を出したと一部通信社が報じると、政情不安を嫌気したランド売りが入り、失速。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-10-12 16:45