【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:明朝のCPIに注目

 豪ドル/円相場は、先週21日には78.70円台に差し込む場面もあったが、その後は世界的な株高や資源高などを背景に値を戻している。本日のアジア時間には79.70円台まで反発しており、18日に付けた約3カ月ぶり高値(80.025円)の奪回が視野に入ってきた。そうした中、明日の日本時間09:30に豪州統計局が発表する豪7-9月期消費者物価指数(CPI)の結果が注目される。18日に豪ドル/円が高値を付けるきっかけとなったRBA議事録には「次回会合では7-9月期CPI統計や新たな経済予想が判断材料となる」との見解が盛り込まれた。これは、明日のCPI次第では現在の利下げスタンスを改める可能性がある事を示唆したと見られている。市場には、7-9月期の基調インフレ率(トリム平均値と加重中央値の平均)が前年比+1.5%を上回れば、緩和サイクルが終了するとの観測さえあるようだ。今回の市場予想は、CPI前年比+1.1%、トリム平均値同+1.7%、加重中央値同+1.4%となっており、基調インフレ率は1.55%になると見込まれている。豪ドル/円相場が目先的に80円台を回復して3カ月ぶり高値を更新するのか、あるいは21日安値を割り込んで調整色を強めるのか、そのカギは豪7-9月期消費者物価指数が握っており、中でも基調インフレ率の結果が重要となりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/円相場は、先週21日には78.70円台に差し込む場面もあったが、その後は世界的な株高や資源高などを背景に値を戻している。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-10-25 16:30