【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:明朝に豪10月雇用統計

豪ドル/円相場は、本日の東京市場で一時82.60円前後まで上値を伸ばすなど、約7カ月ぶりの高値圏にある。米大統領選挙後の日米株高がその原動力だが、インフレ下げ止まりによる豪中銀(RBA)の利下げ打ち止め観測も支えになっている。こうした中、明日発表される豪10月雇用統計が重要なカギを握る事になりそうだ。前月は失業率こそ予想より良好であったが、雇用者数は予想に反して減少した。内訳で正規雇用が大きく減少したのもマイナス点であった。今回はその反動による雇用者数の増加(市場予想1.50万人増)が見込まれており、さらに強い結果となれば豪ドル/円の83円台回復もあり得るだろう。ただ、今年の豪雇用統計は基調が掴めないほど月毎のブレが大きいのが特徴であり、予断を持つのはリスクが大きい。万一、雇用の減少が続く事になれば利下げ観測が再燃する可能性もある。豪ドルは、原油などの資源価格や中国人民元などの新興国通貨の下落には目を瞑る格好で上昇してきただけに、いざ調整するとなれば値幅が比較的大きくなっても不思議ではないだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/円相場は、本日の東京市場で一時82.60円前後まで上値を伸ばすなど、約7カ月ぶりの高値圏にある。(イメージ写真提供:123RF)
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2016-11-16 16:00