【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:米FOMC利上げ確率9割超

 本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、年内最後のビッグイベントという位置付けであり、0.25%の利上げがほぼ確実視(短期金利市場は90%超の織り込み)されている。普通に考えれば、サプライズがない限りドルの失望売りは避けられないシチュエーションと言えるかもしれない。101円台から116円台まで1ヶ月あまりで急騰しただけに、ひとたび調整が入れば値幅を伴ったものになるとの見方もあるようだ。  無論、FOMCが(利上げを実施した上で)次回以降の利上げについて慎重な姿勢を示せば、市場がドル売りに傾くのは避けられないだろう。しかし、足元の米雇用情勢の改善やインフレ期待の高まりを無視する形で、FOMCがハト派色を全面に押し出す事も考えにくい。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、11月の大統領選後の議会証言で「米経済の回復ペースは加速してきている」との見解を示した。また政策金利見通しでは、9月FOMCにおいて年2回のペースに引き下げられた2017年予測が、6月FOMC時点の年3回に引き戻されてもなんら不思議ではないだろう。  足元の状況は、サプライズがなくともFOMCの利上げだけで材料出尽くし感が強まる地合いではないと見られ、調整売りは押し目買いで吸収できる範囲内にとどまると考えて良さそうだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、年内最後のビッグイベントという位置付けであり、0.25%の利上げがほぼ確実視(短期金利市場は90%超の織り込み)されている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-12-14 17:45