【本日注目の通貨ペア】メキシコ/円:今年最後の金融政策発表

本日、メキシコ中銀が年内最後の金融政策を発表する。事前予想では、0.25%の利上げが主流となっている。その理由として、先月17日にメキシコペソ安抑制を目的に利上げを行うもペソは反発せず、その後も対ドルで史上最安値に近い水準で推移している事があるようだ。また、今年夏以降は国内のインフレ率が上昇しており、直近2カ月連続でメキシコ中銀のインフレ目標(年2~4%)の中間値を上回っている事もある。
前回11月は0.50%の利上げが行われたにもかかわらず、事前予想通りであった事などからペソが売られている。今回も事前予想通りの利上げ幅となれば、ペソ安の流れに歯止めがかからない可能性がある。ドル/ペソが今月高値(1日に付けた20.87ペソ)を突破するようならば、先月11日に付けた過去最高値(21.39ペソ)に向けた一段高も考えられる。この場合はペソ/円相場の重石となるだろう。
なお、一部で0.50%の利上げを予想する声もある。この場合は予想を上回る利上げ幅を受けてペソが買い戻される可能性があるものの、トランプ次期米大統領がNAFTA(北米自由貿易協定)の見直しに言及するなどメキシコ経済の先行きに不透明感が高まっている中では持続性に乏しいと見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日、メキシコ中銀が年内最後の金融政策を発表する。事前予想では、0.25%の利上げが主流となっている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-12-15 17:15