【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:明日はRBA議事録

 豪ドル/円は、先週末16日に87.10円台から85.70円台まで大きく下落。中国が米国の海洋調査ドローンを拿捕した事件を受けてリスク回避の動きが強まった事が直接の原因だが、報道をきっかけに過去6週間の大幅上昇に対する調整の動きが広がったと見られる。16日の下落によって短期トレンドを示す5日移動平均線の傾きが下向きに転じた上に、その平均線を下抜けてクローズ。また、本日の85.40円台までの続落によって一目均衡表(日足)の転換線も下抜けており、相場は調整局面入りした可能性が高まっている。そうした見方が正しければ、6週間で約14%という歴史的な上昇率を記録した直後だけに、調整は思ったよりも深くなる可能性がある。その場合、ここ6週間の上昇に対する38.2%押しにあたる83.43円前後、半値押しの82.16円前後などが下値メドとして視野に入りそうだ。  明朝に発表される豪準備銀行(RBA)議事録(12月6日理事会分)などはそのきっかけとなってもおかしくないため、要注目となろう。なお、理事会直後の声明は、世界的なインフレ見通しの均衡や、商品価格の上昇による交易条件の改善に言及するなど、どちらかと言えば前向きな内容であった。仮に、明日の議事録にハト派的見解が目立てばネガティブ・サプライズになりやすい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/円は、先週末16日に87.10円台から85.70円台まで大きく下落。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-12-19 19:30