今週の為替相場見通し(2017年5月15日~)=為替王

為替は先週1ドル=114円台を回復しました。が、週末は113円台へと少し戻りました。4月に108円で底打ちしてから、短期的な円安トレンドが、期間にして1カ月近く、値幅にして約6円、ほぼ一方的に続きました。先週、チャート分析における大きな円安ターゲット(114.3円)に到達したことで、ひとまず、短期円安トレンドが終息しました。ただ現状、トレンドが転換したわけではないので、目先は、ターゲット到達後によく見られる反落や保ち合い・横ばいの局面が想定されます。
具体的に意識される水準は、円安方向は114円台。今週、円安(ドル高)材料が出ても、114円台では円安の動きが抑えられやすいと思われます。一方、円高方向は112円台。チャート分析において112円台に複数のポイントが出現していますので、サポート帯として比較的強力ではないかと見られます。
為替よりも、株式市場のほうで、ちょっと気になる兆候が出ています。アメリカのNYダウ株価。相変わらず史上最高値圏での推移が続いていますが(史上最高値は今年3月に記録した2万1169ドル、終値ベースでは2万1115ドル。先週も2万1千ドルを超えて史上最高値に迫る場面がありました)、NYダウ株価の短期的なチャート分析においては、ちょっと調整局面に入ることを示唆するようなシグナルが先週末時点で出ています。NYダウのチャート分析で点灯した下落シグナルに基づけば、だいたい2万600ドルあたりへと、軽く調整するシナリオが考えられます。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)
為替は先週1ドル=114円台を回復しました。が、週末は113円台へと少し戻りました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-05-15 08:30