中国株式市場 2014年は改革関連銘柄にチャンス
上海総合指数は先週下落し続け、速いペースで180日移動平均線と2100ポイントの大台を割り込み、流動性と信用リスクが再び市場の注目の的となった。23日付中国証券報が伝えた。
アナリストは「短期的な市場の流動性の緊迫と投資家の信用リスクに対する懸念が高まったことを受け、上海総合指数には短期的に圧力がかかると見られる。しかし、2014年を展望すると、経済はより健全な成長路線に向かい、改革関連銘柄は年間を通して好感されるだろう」と指摘する。
中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)が中国社会に及ぼす変革と影響は長期的かつ強力であり、一連の改革措置と政策は2014年のA株相場に大きな影響を及ぼし、年間を通して、改革をめぐる投資テーマが市場を支えることになる。また、新旧戦略産業の交代によるチャンスもある。従来の戦略産業である建築・不動産業は一定の経済成長を維持する効果を発揮しているものの、成長の余地は限られており、情報産業などと言った新型戦略産業が台頭し、重要な役割を果たすようになるなか、これらの産業関連の銘柄への注目が必要となる。(編集担当:陳建民)
上海総合指数は先週下落し続け、速いペースで180日移動平均線と2100ポイントの大台を割り込み、流動性と信用リスクが再び市場の注目の的となった。23日付中国証券報が伝えた。
csj_news,csj_s,china,economic
2013-12-23 17:45