特変電工、子会社による山西省でのギガソーラー発電所プロジェクト発表

上海証券取引所メインボードに上場している特変電工(600089/上海)は16日、子会社による山西省でのギガソーラー発電所プロジェクトを発表した。
同社の子会社である特変電工新疆新能源股フェン有限公司(新能源)は16日、山西省洪洞県人民政府、山西華翔集団(603112/上海)との間で「1ギガワット太陽光発電および付帯プロジェクト投資枠組み合意」を締結した。プロジェクトは40億元を投じて洪洞県に1ギガワットの太陽光発電所を建設する計画で、投資額の30%前後は新能源と華翔集団の合弁企業設立に用い、合弁企業がプロジェクトを進める予定だ。
プロジェクトについて同社は、より多くの太陽光発電資源を獲得し、同社による新エネルギー産業の長期的に持続可能な発展の保障に寄与すると説明する一方で、現時点では枠組み合意段階にあり、具体的な内容やスケジュールについては決まっていないため、プロジェクトが2022年通期の業績に与える影響についてはなおも未確定としている。
特変電工は1993年設立の民営企業で、97年6月に上海メインボードに上場した。送電、変電設備の生産販売や、工事業務のほか、多結晶シリコン、太陽エネルギーシリコンウェハ、インバーターの生産販売、太陽光発電所、風力発電所システム、火力発電などの事業も手がけている。
2021年1〜9月期の売上高は391億593万元(前年同期比32.66%増)、純利益は51億9101万元(同233.67%増)。同社の業績予測によれば、21年12月期の純利益は68億〜73億元で、前期比173.44〜193.54%の増益となる見込み。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海証券取引所メインボードに上場している特変電工(600089/上海)は16日、子会社による山西省でのギガソーラー発電所プロジェクトを発表した。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-16 23:15