酢酸など化学品製造の江蘇索普化工は21年12月期の売上高が前期比2倍、純利益は10倍に

上海証券取引所のメインボードに上場している、江蘇索普化工(600746/上海)が2月23日に2021年12月期の業績速報を発表し、純利益が前期比で10倍以上となったことを明らかにした。
同社は1996年設立で、同年9月に上海証券取引所メインボードに上場した。氷酢酸、酢酸エチル、ADC/XPE/IXPE発泡剤、硫酸などの製品の生産、販売を手掛ける。年産54万トンのエタノール、120万トンの酢酸、30万トンの酢酸エチル、4万トンのADC発泡剤の生産能力を持つ。酢酸、ADC発泡剤の生産規模、品質は国内トップクラスで、高い競争力を持つ。
速報によれば、2021年12月期の売上高は80億452万元で前期比110.91%増、純利益は24億1196万元で同942.75%増となった。
大幅な増収増益となった理由について同社は、市場の需給関係が改善したほか、国内の化学工業品業界が活況を呈したことを挙げており、主要製品である酢酸およびそのは製品価格が前期に比べて大きく上昇したと説明している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
上海証券取引所のメインボードに上場している、江蘇索普化工(600746/上海)が2月23日に2021年12月期の業績速報を発表し、純利益が前期比で10倍以上となったことを明らかにした。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-02-23 22:30