【香港IPO】不動産管理会社の東原仁知服務の初値は公募価格と同値

不動産管理会社の東原仁知服務(02352)が4月29日、香港メインボードに新規上場した。公開価格11.90香港ドルに対し、初値は同値の11.90香港ドルだった。
同社は、中国南西部と中国東部で事業を展開する不動産管理会社。2021年12月31日現在、中国の16の州、自治区、市町村の51の都市で325の不動産(うち133が住宅、192が非住宅)を管理している。総GFAは約2820万平方メートルになる。
2020年12月期の売上高は7.67億人民元(前期比37.14%増)、税前利益は9869万人民元(同213%増)。21年12月期の売上高は11.93億人民元(同55.64%増)、税前利益は1.54億人民元(同56.08%増)。
公募による調達見込み額1億2320万香港ドルは、約65%を戦略的投資などによって管理資産を拡張するために使う。また、16.5%をサービス品質の改善のため、8.5%をインテリジェントシステムのアップグレードと開発に使う予定。(イメージ写真提供:123RF)
不動産管理会社の東原仁知服務(02352)が4月29日、香港メインボードに新規上場した。公開価格11.90香港ドルに対し、初値は同値の11.90香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-04-29 10:45