【北京IPO】バイオ研究機器メーカーの寧波新芝生物科技、初値は公開価格を6.6%下回る14.01元

寧波新芝生物科技(430685/北京)が10月10日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格15.00元に対し、初値は6.6%低い14.01元だった。終値は同11.33%安の13.30元だった。
同社は2001年設立の民営企業。細胞破砕装置などのバイオサンプル処理関連製品、遺伝子銃など分子バイオロジー・薬物研究関連製品、研究室の自動化・汎用設備に関連する製品の研究開発、生産、販売、サービス提供を主業務とし、製品はバイオ医薬、医療衛生、IVD(体外診断用医薬品)、生物学的安全性、食品の安全性、疾病予防・コントロール、検査検疫、環境保護、新材料研究など広範な分野に利用されている。同社の超音波細胞破砕装置は中国国内業界をリードし、世界においても先進レベルにある。
21年12月期の売上高は1億6815万元(前期比17.35%増)、親会社株主に帰属する純利益は4841万元(同31.65%増)。22年1〜6月期の売上高は8608万元(前年同期比23.03%増)、親会社株主に帰属する純利益は1774万元(同14.20%増)。
新規上場に伴い調達予定の4億4086万元は(約90億円)は、約55%の2億4365万元を生命科学装置産業化建設プロジェクトに、約24%の1億702万元を研究開発センター建設プロジェクトに、約14%の6019万元を技術サービス・販売ネットワーク構築プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
寧波新芝生物科技(430685/北京)が10月10日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格15.00元に対し、初値は6.6%低い14.01元だった。終値は同11.33%安の13.30元だった。(イメージ写真提供:123RF)
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2022-10-10 19:00