中国石油化工、２２年の石油・天然ガス生産量は前年比１．９４％増の４．８９億ＢＯＥ

　中国の国有石油・天然ガス大手、中国石油化工＜シノペック＞（００３８６／香港、６０００２８／上海）が１月１７日、２０２２年の生産販売データを発表した。 　同社の２２年における石油・天然ガス生産量は４億８９０７万石油換算バレル（ＢＯＥ）で、前年の４億７９７４万ＢＯＥから１．９４％増加した。原油生産量は２億８０８６万バレルで前年比０．３９％となり、中国での生産量が２億５０７９万バレル（同０．４８％増）、海外での生産量が３００７万バレル（同０．３０％減）となった。天然ガス生産量は１兆２４８７億５０００万立方フィートで、同４．１１％増加した。 　原油加工量は２億４２２７万トン（同５．１０％減）で、ガソリン生産量が５９０５万トン（同９．４５％減）、ディーゼル生産量が６３０９万トン（同５．４１％増）、灯油生産量が１８０１万トン（同１４．８５％減）、化学工業用軽油生産量が４２６５万トン（同６．０８％減）だった。また、エチレン生産量は１３４３万７０００トン（同０．４３％増）、合成樹脂生産量は１８５４万４０００トン（同２．３９％減）、合成繊維生産量は１１１万２０００トン（同１８．０５％減）、合成ゴム生産量は１２８万４０００トン（同２．５６％増）となった。 　中国国内向けの石油精製品総販売量は１億６２５６万トンで、前年の１億７１３１万トンから５．１１％減少した。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）